壊れるまで、壊れてもいいから、それでも側にいたかった。 未来に何もなくたってよかった。 足元さえ崩れるぐらいに自分を見失っても、 それでも貴方だけは失いたくなくて。 側に居られるだけで、何でもできると思っていた。 ――― それが幻想だと知るまでは。
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